About
「人類の物語を、未来へつなぐ。」
人が残したモノや言葉、声。
それらは時に、文化財や美術品、文学、記録といった名前で分類され、評価されてきました。
けれど、その奥にあるものは、すべて人の心です。
どこで生まれ、 どのような土地や時代の中で育ち、 何を見て、何を感じ、どのように生きたのか。
人が表現したものには、その人が生きた時間と心が宿っています。
評価されるものだけが、大切なのではありません。 評価されるものだけが、素晴らしいわけでもありません。
私たちは、それらを価値や意味、時代、様式といった一定の枠組みで捉えてきました。 その一方で、その枠組みでは捉えきれないものが、見過ごされ、忘れられていきます。
誰かの心から生まれたものが、別の誰かの心に触れ、また次へとつながっていく。
出雲舎は、そこに残されたものを見つけ、確かめ、 その心が次の人へと受け継がれていくきっかけをつくります。
大切なのは、価値を決めることではなく、 そこに生きた人の心に目を向けること。
そして、受け取った人の中に、 誰かの物語を想像する心が生まれ、 さらに次の誰かへとつながっていくこと。
そこにある心を、未来へつなぐために。
ミナクロは、その最初の作品です。